
アメリカのメディアは連日のように「トヨタ・リコール問題」で騒いでいる。今学期履修しているBUS-101(Business Org & Management)で現在カバーしているトピック"Business Ethics"とも関係ありそうなので、少し時間を割いて日米のウェブサイトを横断し、この問題に関する情報を集めてみた。その結果、なぜこれだけ騒がれているのかについてなんとなく分かったような気がするので、以下にそのポイント3つをまとめておきたいと思う。
1) トヨタというビッグネームが空前の台数をリコール
「安くて安全な日本のクルマ」の代表格としての地位と確立してきたトヨタ。そんなトヨタが世界中で延べ800万台以上のクルマを対象にリコールするというのだから、マスコミが放っておくはずがない。今回の加熱報道のほとんどはこれが要因だろう。トヨタのクルマがバンバン売れているからこそ、リコールすると台数が増えてしまうような気もするけど・・・。それにプリウスがリコール対象だということは今後更に叩かれる要因になりそうだ。プリウスと言うとエコカーの代名詞みたいなもの。マスコミ的には「環境に優しい前に運転者に優しくないと、そもそもクルマとしての最低条件をクリアしていない」という角度で攻めてきそうだ。
2) 不具合があるパーツがアクセルペダル
その800万台のリコールの原因がクルマの安全性にダイレクトに影響しないパーツであるなら、ここまで騒がれなかったかもしれない。なぜなら、以前に某外資系自動車会社と仕事をした経験があるので体感的にも分かっていることだが、クルマのリコール自体はそれほど珍しいことではないからだ。アメリカの統計を見つけることはできなかったが、日本のリコール情報は平成13年度から平成19年度までの統計が国土交通省のウェブサイトに公開されている(年度・メーカー別のリコール届出件数及び対象台数[国産車、主要メーカー])例えば、2007年は141件、2008年は139件のリコールがある。結構な数だ。少し驚いたのは2007年と2008年のリコール対象台数ではトヨタがトップだということ。2007年は809,394台、2008年は1,168,734台。今回国内では200,000台のプリウスがリコール対象になるらしいが、既にそれを大きく上回る台数のリコール経験があるのだ。従って、少なくとも日本の業界内でトヨタのリコール自体は珍しいことではなかったはずだ。それに−やや無理があるかもしれないが−アメリカの業界でその認識が大きくずれていたとも思えない。では今回何が問題なのかと言うと、リコールの原因が「アクセルペダル」だということなんじゃないかと想像する。もしアクセルペダルの不具合が原因でクルマが暴走するのかと思うと、とんでもない恐怖を感じてしまうからだ。要は「リコール」そのものよりも「リコールの原因がアクセルペダルである」という要因がユーザーの心理に大きく作用しているのではないかと思う。
3) 遅かった豊田社長の対応
これは色んなところで指摘されているが、2月5日になって豊田社長がようやく公の場に出てきたというのは、今回のリコールに対するトヨタの会社としての姿勢−後手後手の対応−を象徴しているようにすら感じさせる。それに、その会見の様子をノーカットで観たが(トヨタ リコール緊急会見ノーカット@YouTube)、豊田社長も同席した佐々木副社長も、いずれも歯切れが悪い。「顧客第一」を連呼するがそれはB2C ビジネスでは当たり前のこと。そもそも、それが徹底できていたのかどうかが問題だ。それに、何に対しても「現地現物」というトヨタ用語で返答するのも印象が良くない。質問している記者たちの苛立ちが伝わってきた。
トヨタのプレゼンスや自動車業界の勢力図が今回のリコール問題で大きく変わることは無いと思う。なぜなら現時点ではトヨタのまともな対抗馬がいないからだ。ネガティブキャンペーンをしかけてくる他社はいるだろうが、それは大した効果にならないだろう。しかし、トヨタが今回の件を迅速に且つ円満に解決し今回学んだ教訓を生かさないと、トヨタ時代もそう長くは続かないかもしれない。豊田社長は会見にて"Believe me, believe me."と言っていたが、トヨタを改めて信じることができか、トヨタが失った信頼と下がった株価(@INVESTORGUIDE.COM)を回復されることができるか、それはトヨタの今後の対応の仕方にかかっている。
・・・と分かったような口調で記しているが、ここ数日のニュースをサラサラッと見た上での浅い考察でしかない。今後も引き続きこの件について追いかけて、さらに考えてみたいと思う。
※以下は今日チェックした中で上記本文中にリンクを張っていないウェブサイト。
・2月9日発表のリコール情報について (@toyota.co.jp)
・Recall Information (@toyota.com)
・Toyota Recall - Special Coverage on CNN.com
・Toyota Recall: Five Critical Lessons | Business Ethics
・Tokyo Automobile Study Group トヨタの何が問題なのか
「仕事を効率化して、時間を有効に使おう」。ビジネス書や雑誌、勉強会などで誰もが口を揃えていいます。でも今回、わたしはあえて「非効率」のメリットを提唱したいと思います。
・・・という導入で始まる、夏川賀央氏の「デキる人研究家が語る『非効率な仕事』のススメ」という記事が非常に興味深い。
・そもそも「デキる人」って何だ?
・逆転の発想から考える「非効率」のススメ
・必要なスキルは移り変わる
・「やりたい無駄」をやってみる
・ムダな知識で「不利」になることはない
・「非効率」的な人脈作り
・・・という副見出しの元、考えさせられるポイントが続出。そのほんの一部をメモ。
要は「引き出し」をたくさん持ち、“いざ”というときに臨機応変に活用できる人が「デキる人」なのです。そうなるためには「効率」なんていっていられない。むしろ「非効率」が重要になります。
「効率」ばかりを求めて仕事を進めてきた人は、その場その場の結果を出すだけで、広い目でみれば多くの学習経験を喪失しています。一方で、「非効率」を重んじてきた人は一見ムダが多いように見えますが、自分自身の思考の幅、仕事を広げるオプション的な知識やスキルを蓄えています。
専門だけではなく、「人と違うこと」をいくつか持っている人の方が、いまの時代を生き残るためには圧倒的に優位です。
ここで勧められている考え方は仕事以外にも応用できる。人間はロボットじゃないんだから、ゴールに向かってなにがなんでも一直線に突き進まねば、なんて肩肘を張る必要はない。気の向くままにジクザクに進んでみたり、時にはステップバックしてみたり、自分のペースで自分の思うがままに進めばいいんだ。イヤむしろ、「効率」が優先される今の時代、逆に「非効率」に走ってみるのが本当の「効率」かも。・・・そんな風に考えることができれば、勉強や仕事や運動や恋愛や人生は、もっと楽しくもっと楽になるように思える。ムダなことなんてなんにもない。過去のことをクヨクヨと考えること自体がムダ。昨日のこと考えるぐらいなら明日のことを考えよう。自戒、自戒、そして自戒。

さて。この春カリフォルニアに引っ越すのに伴い、College を転校する必要がある。諸々リサーチした結果、次の3校の内のいずれかに出願しようと計画中。
・Orange Coast College
・Cypress College
・Cerritos College
各校のウェブサイトを見る限りでは、現在自分が所属しているCollege と比較して、いずれも学生数的にも施設的にも面積的にも数倍の規模であることが分かる。その中でもOrange Coast College (OCC)はかなりの規模だ。つまり、OCC にしておけば間違いないような気もする。Cerritos College は妹夫婦の推薦。彼らがAccounting Department のDean と知り合いであり、Accounting Department の評価が高いことを教えてくれた。しかし、自分が引っ越そうと思っているところから少し距離があるのが難点。
物理的に通うことができる距離にあるCollege は20校ほど(下記画像参照)。本来はもう少し時間をかけてじっくりと選ぶべきかもしれないが、6月にスタートするSummer Session から新しい学校にてスタートしたいと思っているので、実は時間がない。加えて、正直なところコミカレのレベルではどこでもそれほどの差はないだろうと思っている。早く必要な書類を揃えて出願してしまおう。
・・・なんて先のことを考える余裕があれば、まずは目の前にある課題を片付けなければ。

3か月ほど前に映画館で観た"This Is It"。DVD 化されたのでNetflix で借りて観る。映画館で観たのにそれをDVD で再び観る映画というのは自分の記憶の中でもそんなに無い。この作品にはそれほどの求心力がある。観るたびに、なんと言うか「ちゃんと生きないといけないな」と思わせてくれる作品。


最近は格闘技ニュースをしっかりと追いかけていないのでもはやタイムリーな内容ではないが、個人的に大好きな長南亮選手がDREAM に参戦することが発表されていた。彼の男気溢れるスタイルは他の誰も真似できないものだと思っているが、彼のコメントからもそれを感じる。
──DREAMでは何を目標にしていきたいですか?
いろんな格闘技のスタイルがあると思うんですけど、自分が見せるといったら、殺伐としたリアルな闘いしかないので、そこで勝負していきたいと思います。
3月22日に予定されている初戦は恐らく外国人選手が相手になるだろうが、ぜひとも進化した姿を見せてもらいたい。期待している。

| [ トレーニング日記 ] | |
| NYC Half-Marathon まで: | 残り45日 |
| 本日の走行距離/時間: | − |
| 本日の補強トレーニング: | エアロバイク 30分 ベンチプレス 15回×3セット ショルダープレス 15回×3セット フレンチプレス 15回×3セット バーベルカール 15回×3セット ラットプルダウン 15回×3セット レッグレイズ 15回×3セット |
| 2月1日からの全走行距離: | 20 km |
| 本日のメモ: 雪が残る屋外でのランニングは諦め、大学のジムで1時間少々汗を流す。マッチョなAfrican American に交じってせっせとウエイトに励むAsian。 | |

