
帰宅後、Al Pacino 主演の映画"88 minutes"を観る。Introductory Psychology の課題で、この映画を観て感想をまとめる必要があるためだ。それも自由にまとめればいいわけではなく、事前に幾つかの質問が用意されていて、それに対する答えや考えを必ず含める必要がある。そのため、内容を細かに把握しなければならない。1回目に観た時は人間関係が複雑でしっかりと把握できず。2回目に英語字幕付きで観て、ようやく理解することができた。これからペーパーをまとめなければ。
Al Pacino がforensic psychiatrist のDr. Jack Gramm 役を演じるこの映画。英語的にもなかなか勉強になる。幾つか気に入ったフレーズがあるのでメモ。
Yeah, yeah. Except that I'm gay and you're a commitment-phobe.
When I disobeyed, he got filthy drunk and he beat me black and blue.

自分はつくづく「凡人」だなぁと痛感する今日この頃である。間違っても自分が「天才」だとか「秀才」だとか思ったことは一度も無いが、アメリカに来て勉強に集中できる環境に身を置き、毎日ジタバタともがいている自分を客観視してみると、改めて自分の凡人っぷりを強く感じる。
それは何も勉強に限ったことではない。スポーツにおいてもそうだ。学生時代、チームメイトに天才肌のガードがいた。ろくに練習しないし、ジャンクフードばっかり食べていた。しかし、試合では必ず大活躍。特にここぞという時の集中力は凄まじいものがあった。それとは対照的に、自分は真面目に練習し、口にするものにも気を遣っていた。そういう地道な努力を重ねた上でようやく彼と同じコートに立つことができた。自分が凡人であり、凡人は多大の努力をしてようやく人並になれる、その事実は学生時代から既に分かっていたことなのだ。
ここ半年の学生生活で、何とか落ちこぼれずに付いていくことができているのは、そんな凡人としての努力を怠っていないから、つまり沢山の時間を準備に費やしているからだ。愚直なほどにジックリと時間をかけて、ようやく理解できることばかりなのだ。凡人であるということはこれからも変わらないし、30数年間そうだったわけだから、そんな自分の凡人っぷりも嫌いではない。ポジティブに考れば、努力さえすれば何とかついてきてくれる心身だとも言えるからだ。そして、学生時代、沢山練習して勝利した時はやはり嬉しかった。それと同様に、じっくり準備して良い結果を残すと爽快な気持ちになることができる。これからも凡人らしく精一杯頑張っていこうと思う、秋の夜長。
それにしても、今月に入ってサマータイムが終わり1時間巻き戻ったことで、一気に日が短くなった。夕方5時には真っ暗になる。
夕食後、勉強の合間にWorld Series 観戦。テレビに釘付けになっている両親に、松井選手の打席の時だけ呼んでもらう。それがビンゴ! 第1打席、ホームラン。第2打席、ヒット。第2打席、2塁打。合計6打点の大活躍! 試合の後半には「勉強の合間にWorld Series 観戦」が「World Series 観戦の合間に勉強」に変わっていた。イヤー、いいものを観させてもらった!
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昨日読んだ「世界一やさしい会計の本です」の続編とも言うべき「世界一感動する会計の本です【簿記・経理入門】」をこれまた一気に読了。ストーリー形式で進むので、楽しく読み進めることができた。
「経理」という仕事には、資金・手形の管理や社会保険の計算なんかもあるけど、その中の1つに「会計」という業務があるわ。その「会計」業務とは何かというと、最終的には「決算書」を作ることなの。そして「決算書」はどうやって作られるのかというと、「簿記」という技術を使うの。その「簿記」の技術には何が必要かというと、「仕訳」という素材が必要になるのよねー。
仕訳(Journal Entry)については既にFinancial Accounting のクラスを通して理解しているつもりだが、「借方(Debit)・貸方(Credit)」を「自分・他人」と言い換える考え方も分かりやすいと感じた。この本も、今後何度もお世話になると思う。
昨日と今日読んだ2冊を通して、自分が勉強したいと考えている分野の概要についてはかなり把握することができたはず。ここからは、大学の勉強とバランスをとりつつ、本格的に簿記3級対策を進めたいと思う。
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「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」で有名な山田真哉氏の「世界一やさしい会計の本です」を読了。「世界一やさしい」というだけあって一気に読むことができた。
決算書を4つの箱、1) 資金源→水、2) 資産・財産→木、3) 費用・出費→火、4) 収益・売上→金、と簡略化するのは非常に分かりやすい。自分の場合は、Financial Accounting の授業で既にそれぞれのイメージは掴めていたので、更に理解が深まったと言える。自分以上に知識が無い人が読んでも理解しやすい内容だと思う。
その上で、その4つの箱をお金がどのようにサイクルするのかを説明し、決算書の見方を段階的に示している。トヨタ、ホンダ、日産の決算書を項目毎に比較しているので、よりイメージしやすい。ところどころに入っている小説「女子大生会計士の事件簿」も面白い。そのキャラクターであろう表紙はとても会計の本とは思えないが、それも悪くはない。最後のほうの「決算書の分析指標」については正直あまりピンとこなかったが、著者自身が言うように「最後まで読み終えられる会計の本」ということに間違いはない。これから何度も読み返すことになると一冊になるだろう。
尚、本書の「おわりに」の部分で「おぉ〜なるほど〜」と唸らされた部分があったので以下に抜粋。
会計は、「火薬」「羅針盤」「活版印刷」といった中世の世界3大発明に比肩する、人類史に残る画期的な発明です。何せ「会計」は、会社という複雑怪奇な組織を、「決算書」という1枚の紙にまとめてしまうのですから。それも、会社は業種や地域によって、活動の内容や目的がまったく異なります。そのまったく異なる会社同士を、会計では「利益」という1つの基準によってつなげることができるのです。
Financial Accounting で勉強している内容を日本語で読んだのはこの本が初めてだったが、先に英語で取り入れた知識を改めて日本語でも取り入れるというのは新しい感覚、そして不思議な感覚。今の段階では、それぞれの専門用語は英語のほうがしっくり来るからだ。脳的にはとてもいいことのような気がする。今後の勉強も楽しみ。
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先日「無理なく続けられる年収10倍アップ勉強法」の「どのように勉強するべきか」についての感想をまとめたので、その続きとして「なにを勉強するべきか」についての感想。
一言で言うと「1) 英語、2) 会計、3) IT」の3分野の勉強をするように勧められている。この3つはどの業界でどの立場で仕事していようとも汎用的に必要とされる分野であることは昔から言われてきた。著者はその3分野のエキスパートな訳だが、ご自分の経験をベースにどのようにその3つの分野を勉強していけばいいかを示していて、とても興味深い。英語とIT についてはそこそこの時間と労力をかけて習得してきたつもりの自分から見ても、著者のアプローチはシンプルながら非常に理にかなっている。
とにかく、英語の訓練に王道はありません。仕事に役立てるのだという目標を決めて、ひたすら続けることが重要です。
その柱としては、ヒアリング、仕事の場でのアウトプットのようなライティング、そして、文法、ボキャブラリーがありますが、とにかく、大事なのは量です。正直、たかだか週に一回、英会話教室に三、四十分ずつ行ったところで、うまくなるわけがありません。
・・・(ドキュメント)スキャナーにしろ、多くは会社で用意しているものですが、使いこなしている人は少数です。使いこなすにはIT のリテラシーがいるためですが、これも、一つひとつ積み重ねるしかないです。突然IT の達人になることは、まずないためです。
人によっては、ソフトウェアセットアップもできないという初歩的なレベルの人もいることでしょう。これはもう、自分で自分のノートパソコンを買って、やってみるしかありません。最初は失敗しますし、幾度かパソコンをクラッシュさせることもあるでしょう。それを承知のうえでどんどんやってみる。自分でセットアップやアップグレードをすることを繰り返していく。そうして、ある程度、IT に慣れてくると、勘が働くようになります。
個人的に、これら3分野の中で他の2つに比べて著しく知識・経験が欠けていて要勉強だと強く認識しているのは「会計」だ。Financial Accounting のクラスをきっかけに興味を持ち出したタイミングでちょうどこの本に出会ったということは、自分にとって大きな意味を持つ。自分が進もうとしている道が少なくとも大きな間違いではないことを再認識することができたからだ。著者は19歳で公認会計士の試験に合格しているが、最初の半年は徹底的に簿記を勉強したとのこと。その上で簿記の重要性を次のように述べている。
・・・簿記は、ビジネスの言語だからです。言語がわからないと、財務諸表という本が読めない。フランス語がわからない人が、フランス語の原書を読んでいるのと同じことだからです。
人間で言うところの「心・技・体」。あるいはMMA で言うところの「打・投・極」。それと同じように、現在のビジネスという世界では「英語・会計・IT」というのが三本柱だということは間違いないだろう。3つで1つだし、その各々を高いレベルで追求していく必要がある。それは今までも頭では分かっていたことだが、なぜか会計はあえて避けてきたし、飛び抜けて苦手としている分野であることに疑問の余地はない。しかしここにきて、どういう偶然なのか会計に興味を持つようになったわけだし、こうして改めて会計の必要性も再認識できた。無論、英語とIT についての勉強も疎かにはできない。しかし、今最も力を入れるべき分野は会計の勉強、そしてその基礎として簿記の勉強だ。・・・よし、やるぞ!

昨日の雨の匂いがまだ残る朝9時、Central Park の西側にあるVolunteer Tent でチェックイン。特製のTシャツ、ポンチョ、ハットをもらう。自分が担当したのはPOST FINISH エリアでの"INTERPRETER"。恐らく一生のうちに最初で最後の「通訳」の肩書きだ。他にも日本人が3人いて、少し立ち話をする(一旦ボランティアの仕事がスタートすると別々の持ち場に分かれてしまったため、残念ながらその3人とは結局それっきりとなってしまった)。"INTERPRETER"のボランティアは全員で70人ぐらい。中には3つ以上の言葉を操るマルチリンガルもいた。その70人ぐらいが持ち場ごとに8つのチームに分けられ、それぞれのチーフから説明を聞く。この説明(勿論全て英語)が分からなかったらどうしようかと不安だったが、何とかなった(何とかした)。そして、11時にはそれぞれの持ち場へ移動。
自分が割り当てられたチームの持ち場は、Medical Station の一つ。「通訳」と言っても、Medical Station に英語の話せない日本人が来ればお手伝いするというもの。終わってみれば5人ぐらいの日本人の方のヘルプをさせていただいただけだった(全体としては、例年500人ぐらいの日本人が参加するらしい)。そしてそのいずれの方も軽症なのでホッとした。
それ以外の時間はゴールを終えたランナーたちに、ひたすら"Good job!."、"Congrats!"、"Awesome!"の連呼。この3つのフレーズについては今日1日だけで向こう5年分ぐらいは口にした。42.195 km の旅を終えたランナーの表情はいずれも達成感に満ちていて、誰もが"Thank you!"と笑顔で返してくれる。「最寄の出口はどこ?」とか「預けた荷物はどこで受け取ることができるの?」とかの質問を英語でされることも多々あったが、何とか答えることができた。今日1日でかなりの量の英語を口にしたなぁ。そうこうしているといつの間にか日が暮れて、ゴールするランナーの数もほとんどいなくなってきた。自分の持ち場が解散した17:30 まで本当にアッという間だった。
帰りの地下鉄で同じ車両にマラソンを終えた風の日本人の方々がいたので話しかけてみる。男性2人と女性2人だったが、女性2人は障害者のランナーで男性2人はその伴走ランナー。今回4人で、ツアーではなく個人的に参加されたとのこと。「あぁ、そういう走り方もあるんだよなー」と関心させられた。「走る」というのは最もシンプルなスポーツだが、そこには十人十色のストーリーがあるんだとも痛感した。だからこそやめられない。
今回のNYC マラソンは完走者が約44,000人。それに対してボランティア(警察、医者などは除く)が60,000人以上と言われている。その60,000分の1として参加し応援することができたのは本当に貴重な体験、貴重な財産となった。来年は・・・ぜひランナーとして参加したい!













今日の深夜にサマータイムが終了するので、就寝前に全ての時計の針を1時間戻さなければ。これは新たな体験。明日は早朝からマンハッタへ行き、終日NYC マラソンのボランティア。これまた新たな体験。あぁ、楽しみ! そのため今夜はこれからその予習を少々。いつものように早起しないといけないが、1時間多く寝れるってのは嬉しい。そして月曜日は教授の都合によりOFF。色々とうまく回っている。

昨日の続きを書くつもりだったが、今朝の授業で少し考えさせられる出来事があったので、予定を変更。
毎週金曜日の午前中はMAT-129A(Precalculus)。秋学期が開始して最初の3週間位は「こんなこと中学か高校でやったなー」と記憶の片隅にあるような内容だったが、ここ数週間は完全に忘却の彼方な内容。新たな勉強として、ちゃんと宿題をやってしっかりと復習して、ようやく何とかついていくことができるという状況だ。そしてそれはアメリカ人にとっても同じらしい。授業に出てこなかったり宿題を怠ったりすることによって一旦分からない部分が出てしまうと、数学は積み上げ式の学問なので、その後もさっぱり分からないということがおこってしまうんだと思う。そこで一踏ん張りして過去に分からないままになってしまった部分を取り戻そうと努力すれば何とかなりそうな気がするが、そこで簡単に諦めてドロップしてしまう学生が多い、少なくとも自分のクラスでは。当初30人近くいたクラスメートも、現在は15人足らず。毎週少しずつ、しかし確実に減っている。これでは教授のテンションも下がるはず。しかし今日のケースは酷かった。
いつも自分の右前に座っている男子学生(高校を卒業したて風)は、以前から授業中に退席することが目立っていた。毎回必ず何度か退席するのだが、どう見ても「授業がつまらないから外の空気でも吸いに行くか」という態度なのだ。今朝も例外ではなく、授業開始から5分も経たないのにフラ〜ッと出て行ってしまった。ちなみにMAT-129A の教授は、必要も無いのに退席することを厳しく禁じていて、以前からその学生も含めて再三注意してきた。その学生がドリンク片手に戻ってくると、教授はいつも以上に激しい口調で「特に理由も無いのに退席するな! 今後は一切許さない!」と注意。もしかすると教授は何か別の理由で虫の居所が悪かったのかもしれないが、何も間違ったことを言っている訳ではないし、今まで同様の首尾一貫した指針だ。しかしその男子学生、自分が怒鳴られたということに対してなぜかカチンと来たらしい。まず、授業開始後の小テストは問題を解く素振りすら見せずに完全な白紙で提出(教授に「せめて名前ぐらい書け」と注意されていた)。いざ授業が始まると、テキストを開かずノートも広げず、ひたすら前方の一点を凝視している。そうやって彼なりの怒りを表現していたんだと思う。そんな態度−意味のない、子どもじみた態度−が視界に入ると、こっちまでテンションが下がるわい! 挙げ句の果てには、講義の前半部分が終わって休憩に入ると、なんと荷物をまとめて帰ってしまったのだ。教授が追いかけて何か話していたようだが、様子から判断するに彼は二度と戻ってこない(=ドロップする)だろう。見ているこっちが疲れるわ。
MAT-129A に限らず、やる気のないクラスメートには困ってしまう。授業に出てこないとか授業中寝ているとかなら自分には何の被害も無いが、今朝のように負のオーラをビシバシ出されると、少なからず気が滅入ってしまう。悲しいことに、クラスメートの大半は授業内容に付いてきているのかすら怪しい。そして、付いていこうという気持ちすら感じられない。実際、秋学期が始まって半分が経過するのに、相変わらず宿題をやってこないクラスメートが相当数いるということには驚かされる。
自分は自分がやるべきことを自分なりに頑張るだけだし、やる気のないクラスメートとは特に接点もないから、必要以上に気を揉む必要はない。しかし、教授を選ぶことはできてもクラスメートを選ぶことはできないのも現実だ。クラスメートを選ぶためには、高いレベルのクラスを取るか、高いレベルの大学に行くしかないだろう。そう、所詮ここはコミカレ。高校を卒業さえしていれば誰でも入ることができる大学なのだ。
そんな中で、周りに流されずにどれだけ頑張ることができるのか、それを試されていると捉えることもできる。幸いなことにいずれのクラスでも「頑張っているな」「努力しているな」と感じるクラスメートが2、3人はいる。それに教授はみな熱心だ。自分がお金と時間を投資してここにいる理由は何なのか、自分はここで何を得たいのか、そういう軸をぶらさずに勉強し続けたいと再決意させられた出来事だった。
・・・とか言いつつも、来週は木曜日にACC-101 のテスト、金曜日にMAT-129A のテスト。目の前のことに全力を注ぐだけで精一杯の毎日だというのが正直なところ。


